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まずはバインディングをどうにかします。今回は電気系パーツは交換するため取り付けたまま作業していますが、同じ部品を使う時は取り外したほうがよいでしょう。
バインディングの色焼けも相当なもので古いギターだというのがわかります。
今の今まで現役ということは、オーナーさんの丁寧な取り扱いが思い浮かびます。 |
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ボディはすでにリフィニッシュされているので、パテ埋めの前に圧程度マスキングをし保護します。 |
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バインディング部に軽くペーパーをかけ密着をよくします。(素材にペーパーをかけ密着を良くする作業を足付けと言います)
ひどい部分にはポリパテ(厚付けパテ)、ヒビとかには柔らかいラッカーパテが使いやすいです。 |
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そしてペーパーをかけます。あとからサフェーサーを塗るので#240くらいでOKです。(写真写り悪いですね^^;) |
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バインディングを覗いたギター全体にマスキングをします。それからサフェーサーを塗装。サフェーサーには白もあるので今回は白を使ってみました。 |
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サフェーサーが乾きペーパーで整えてから一度マスキングを外し、再度
マスキングをします。これは同じマスキングで行うと仕上げの際にサフェーサーが露出する可能性があるからです。(今回は白だからあまり目立たないけど。)
またサフェーサー部分より気持ち大きくマスキングしたほうがよいです。 |
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準備が整ったらいよいよ塗装です。白は色のりがよいので数回塗るだけでバッチリです^^
このあとにクリアーを塗ってもよいでしょう。 |
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マスキングテープをはがして終了。テープをはがす時は、境目に十分注意をしながら、無理にはがそうとせず、少しずつはがしていきます。 |
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PUをシャーラーに、セレクタも新品、ポッドをCTS、ジャックをスイッチクラフト、コンデンサはオレンジドロップ。1VOL、2TONE、(1個はダミー)、配線も交換しました。 |
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---総評---
補修前と比べるとずいぶんイメージ変わりました。バインディングひとつでギターって変わりますね^^;
電気系も強化したし、あとは弾き込んでいくだけ^^
依頼をしてくださったYさん、ありがとうございました。
(あ、前付いていたPUもらったんだ!こちらもありがとうございました^^) |