|
tokiwa-kaiけん
自分です(笑)当ページの製作、改造等を行っています。童顔だと言われますが、中身はだいぶヤバくてビールのせいで内臓年令はもう老人並みで毛髪のほうもゆっくりと退化しつつあります(ToT)国営放送のニュースを見ながらのひとり晩酌が好きです(笑)好きなギターはストラトですが、基本的に弦楽器はすべて好き。生活スタイルはネットをしているかこの部屋にこもっているかのどちらか。男の空間であちこちにいろんな部品が散乱しています^^;ちなみにこの部屋は将来の娘の部屋です(><) |
|
tokiwa-kaiノリ
僕のギターの師匠であり、幼なじみであり、飲み仲間であり、音楽仲間でもある大変信頼している相棒です。
改造等は自分ではしませんが、とにかく音のわかる男でして、適確なコメントをいただいており、遠慮をしないストレートな意見はいつも僕を泣かせます^^;
しかし良い品ができた時はいっしょに喜んでくれます。阿吽の呼吸が分かる男。この男がいないとこのtokiwa-kaiはないでしょうね。 |
リフィニッシュしたけど、ピックガードとのバランスが悪くなったという方もいるかと思います。ストラトやテレキャスのピックガードならすぐに買い替えることもできますが、問題は特殊なピックガード。ピックガードに塗装もできますが、やはり傷が付きやすい部分なので早い段階で塗装が剥げてしまうこともあります。
こんな場合はピックガード材を買って自作ということになるでしょう。「でも材料代が高い」「加工がめんどくさい」という方、朗報です(笑)1500円でできます♪
今回の特集では、ピックガードのデザイン変更とPUレイアウト変更を紹介します。
このギターは元々ツヤのない黒だったのですが、実験がてらサンバーストにリフィニッシュしました。(意外にも成功しました(笑))
元のピックガードの色とサンバーストのカラーがマッチしていません^^;
ついでにセンターポジションはいらないと思ったので、センターポジションを埋め、木目調ピックガードに改造します^^
まずはピックガードの汚れを取ります(左)
そしてタミヤ!!のプラ板0.4mmをピックガードに接着&カットします。(昔はこれでミニ4駆のウイングとかを作っていました。懐かしい(笑))。プラ板を使用したのはセンターポジションを埋めるためですので、必要のない場合はこのプラ板はいりません。
画像右はカットした画像ですが、よく見えませんね^^;センターPU以外の部分をカッターでカットしています。
画像左のシートは木目調シート(ライトウッド)です。車のパネルなどに貼るアレです。車のパーツ屋に売っています。だいたい1000円くらい。他にもダークウッド、カーボン調、大理石調(白、黒)などもありました。
使い方はシールになっているので貼るだけです。できるだけ空気の入らないようにしましょう。
しっかり接着できたら、裏返してカッターでカットしてできあがり♪この作業、わずか1時間足らずでした(笑)
|
完成後、ボディにのせてみると結構マッチしました^^しっかり4プライの段も残り、遠くから見たらとても自然です。(近くで見たらカットの下手さがバレます^^;)プラ板を敷いたおかげでセンターポジションの穴が完全に隠れました。
接着剤、シート、プラ板、合計約1500円での中級改造でした^^ |
最後の仕上げの研磨はしなくてもいいです。が、美しくありませんのでできればやってほしいです。また、塗装だけで終わらせてしまうと塗装表面が荒れているので汚れやすくなります。
基本的な工程は水研ぎと研磨です。
工程別に必要な用品をあげてみました。
水研ぎ |
水、中性洗剤、やわらかいあてゴムなど、耐水ペーパー#1000#1200#1500数枚ずつ、ビス穴を隠すためのテープやつまようじなど。 |
研磨 |
コンパウンド各種(細め、極細め)、軍手数枚、クロス |
水研ぎ
●平面を出すために行うのが水研ぎですが、水を使うのでビス穴などから水分が侵入しないように注意が必要です。ビス穴につまようじをさしたり、テープを詰め込むなどして、できるだけ内部に水をいれないようにしましょう。
●やわらかい当てゴムなどを使うと平面が出やすくなります。
●水に中性洗剤を混ぜて行うと、目詰まりが抑えられ、スムーズに研磨できると同時に、研磨粉での傷が残ったということがなくなります。
●使用ペーパーは#1000#1200#1500ペーパーが基本です。
作業に関するアドバイス
●ペーパーの番手を変えるごとに削る方向を変える。例えば1000番は縦、1200番は直角の横、1500番は縦、このようにして、前の番手の磨き傷がなくなるまで研磨するとよい目安になります。
●削る方向ですが、最後に削る方向を「縦」(ネック〜ボディエンド)にすると、もし磨き傷が残っても目立ちません。
●ラッカーはよくペーパーの目に詰まるので、マメにペーパーをチェックし、詰まっていたら取り除いてください。
●削る範囲は小さめに小刻みがいいようです。
●平面に整えるために、当てゴムなどを使用するとキレイに仕上がります。
研磨
<<画像では途中で極細コンパウンドに変えていますが、実際は細めコンパウンドですべてを磨いた後に極細めに変えてください。>>
作業に関するアドバイス
●小さい面積で少しづつ磨いていったほうが、磨き残しがありません。
●コンパウンドを変えるごとに磨く方向を変える。前のコンパウンドの磨き傷がなくなるまで研磨するとよい目安になります。
●磨く場所ですが、目立たない部分から磨くと良いです。側面→ボディバック→ボディトップと磨くと、研磨途中で傷が付きにくいです。
|
|
画像のように柔らかい当てゴムなどを使うと平面が出やすくなります。曲面部分は手を使い研ぎます。
また、ビス穴部分はテープなどで目隠しをしたほうがいいと思います。 |
水研ぎ後はこのように白っぽくなります。所々ツヤがあるようでしたら、まだ平面は出ていないということになりますが、研ぎすぎるとクリアー以外も削る可能性があるので、ある程度の妥協も必要ですね^^; |
|
研磨に必要な用具は画像のように、軍手、クロス、細め、極細めコンパウンドがあれば十分でしょう。粗めのコンパウンドもあれば便利ですが、絶対に必要というわけではありませんので。
工程は下の画像のように、細めコンパウンドを軍手の先に付けて指先で磨いていきます。この時も小刻みに少しづつ研磨したほうが、キレイになります。また、磨く方向は統一したほうが良いです。
そして少しづつ磨き終わったら、極細めで仕上げます。この時はワックスを拭き取るような柔らかいクロスで、磨くというより拭いてあげるような感じで優しく拭きます。 |
|
|
|
|
ある種の材の下処理で「との粉」が必要な場合があります。代表的なのが、アッシュ、マホガニー、セン、ウォルナットなどの導管の深い材には、ウッドシーラ−を塗布する前に「との粉」で導管を埋める必要があります。
<<上記の材に該当しない場合は省いてください>>
同じ材質でも使う色により仕上がりも変わってきます。
これはお好みで選択してください。
作業要領
|
こんな粉です。色は白、赤、黄色は確認しました。一個300円くらいだと思います。白、黄色はアッシュやセン、赤はマホガニーに使用するのが一般的です。 |
|
|
|
|
黄色のとの粉を使用した時 |
白のとの粉を使用した時 |
|
まずは水で溶きます。水の量はカンです^^;あんまり固いと中に埋まりにくく、柔らかいと乾くのが遅くなったり、余計な水分が木に浸透します。焼肉のタレくらいでしょうか。。。うまく説明できないので、いろいろ試してみてください |
|
刷毛やウエスで塗り込みます。ポンポン叩くように塗ると中に入り込む気がします。そして乾いたら、240〜320番くらいのペーパーで軽く粉を落とし、最後にウエスでキレイにします。 |
|
|
|
これでだいたい埋まりました。埋まりきっていない時は、めんどうだけど、上の作業と同じことを繰り返してください。妥協しちゃうと後々の作業が大変になります。(サンディングシーラ−で厚塗りしちゃおうとか考えるかもしれませんが、効率を考えるとこちらのほうが断然いいです)ほとんどが一回では埋まらないので、地道にやってください^^; |
今回はリフィニッシュしやすい、初心者にオススメの楽器を紹介します。リフィニッシュをするにも簡単な楽器、そうでない楽器があります。
まず、材質でいうと、導管の深くない材が楽です。導管の深い材は目止め時に「との粉」とか「ウッドフィーラー」とかを使いますが、ホームセンターで買うとなると「との粉」になると思います。これを使って目を埋めていくわけですが、なかなか埋まらないです^^;
最初避けたい材は、アッシュ、セン、マホガニーなど。
そして、ボディ形状です。簡単なのはデタッチャブル式といわれるネックと、ボディが脱着できるタイプ。 |
|
例えばこんな感じで、ハンドルに取り付け手で持てて自由に塗れます。カッタウェイが浅いボディもいいですね^^ジャガーとか!?
軽いボディも疲れません^^;センとか、アルダーとかバスウッドは比較的軽いので、結論からするとアルダーがいいです♪ |
|
|
レスポールや一部の高級機種に見られるセットネックやスルーネックといったギターはこのようなスタイルで塗ることになります。ペグ穴を利用し吊るしての作業です。これが意外としんどい(><)楽器を動かしにくいから、自分が楽器のまわりをグルグル移動しないといけません。また、吊るしている時ちょっと不安定で怖い。。。
慣れればさほど気にならないんでしょうけど、僕はまだ慣れてませんので結構緊張します^^; |
|
また、バインディングのあるギターも作業がプラスされます。こういうことを考えるとレスポールタイプを最初にやっちゃうと、リフィニッシュの楽しさが薄れるような気がしますね^^;(できた時の感動はすごいですけど)
僕の考えだけでいうと、リフィニッシュ初体験の方はストラトタイプがいいかもしれません。
(絶対無理というわけではありませんので、聞き流したい方はスルーしてください^^;) |
暇さえあれば必ずホームセンターに行っていますけど、長年培ったホームセンターの歩き方の紹介です。
ホームセンターはたくさんあります。もちろん扱っている商品もさまざまで、探している商品が売っている店、売っていない店があります。だからひとつのお店で決めないでいろんなホームセンターを覗いてみるのも良いでしょう^^
まず、木工工作コーナー。このコーナーがメインですが、スプレー、ペーパー、などが買えます。お店によっては市販されていないと思っていた「ウッドシーラー」が売っている所もあります。
ALESCOブランドで知られているカンペハピオさんはウッドシーラーを出しています。その他着色との粉とか珍しい商品も販売しており、木工塗装に強いメーカーと言えます。
カンペハピオではこのメーカーを取り扱っているホームセンターも分かりますし、木工塗装に使えそうな材料など紹介しています。
その他「ワシンペイント」さんの商品も木工塗装に使える物がたくさんあります。「サンディングシーラー」はラッカー/ポリウレタンの2種類があり、「との粉」「ニス」、そして「目止め材」の「ネオラックニス」などなど。。
ある程度塗装用具が揃ったら次は車コーナーです。ここにもスプレーは売っていますが、ここで見たいのは「キャンディーカラースプレー」と「コンパウウンド類」。こと車に関してはいつまでもピカピカにしたいと言うことから、各メーカー良い研磨剤を出しています。
「粗め」「細め」「極細め」がセットになったコンパパウンドセットも出てます。結構おすすめです^^
あと、研磨ブロックも売っていますので、自作がめんどいならここで揃えるのも良いでしょう。
キャンディカラースプレーは、キャンディカラーはもちろんシースルーカラーにも利用できます。また、キャンディ下塗り用のシルバーはラメカラーにしたい時に必要です。
そして時間があるなら、工具&パーツコーナーもお忘れなく。ここで気になるのが工具類や研磨剤、そしてアルミテープです。
工具コーナーにはランダムサンダーやミニルーター、キャビィティ扱うならルーターやトリマーなどなど。研磨剤はお馴染み「ピカール」で^^
そしてアルミテープです^^gどうせ塗るために分解するならノイズ対策もしてしまいましょう。キャビィティやピックガード裏に貼ってアースに落とすだけです。「ドータイト」より楽かも!?
あと、楽器店で売っている工具類は少し高いので、この工具コーナーで揃えるのもいいと思います。
エアーコンプレッサー、エアーガンなども売ってます
結論。。「ホームセンターは宝の山」
使える代物がたくさんある店を見つけ、快適なリフィニッシュライフを送りましょう^^ |
|
今回は『当てゴム』について考えてみます。
あてゴムというのは、表面を平面に削るために使うのですが、もし当てゴムを使わなかったらどうなると思いますか?
使わないと、削りムラがでて仕上がりが平面になりません。人間の手、指は柔らかいので、力の入った部分だけ削れてしまいます。
そこでこの『あてゴム』が必要。力を分散してまんべんなく削ることができます。
僕は写真の3つを使っていますが、まん中以外は自作です^^
|
|
この丸いタイプは、パイプにゴムホースを巻いた自作品です^^;ボディのツノの部分などで重宝しています。 |
|
これは市販品です。比較的硬めですので、磨き以外の部分で使います。ほとんどの作業でこの当てゴムを使っています。 |
|
サンディングシーラ−で整える際にも使用します。ボディトップなどは一番目立つところですので丁寧に作業します。 |
|
仕上げの研磨の水研ぎ段階では、自作のウレタンマットを流用した少し柔らかい物で仕上げてます。 |