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楽器の塗装には「目止め」は欠かせません。この目止めは染み込み防止と、ヤニ止めのために塗装前に木地に塗布します。 これをしないと塗料をがんがん吸い込んでしまって、とんでもない量の塗料を使わないと表面にのらなかったり、その前に楽器としてのポテンシャルが激減。 この画像を見てください。これは半分は木地のまま、そしてもう半分は目止めと中塗り(サンディングシーラ−)を塗っています。 この状態で塗装を同じ回数だけしてみました。 一目瞭然ですね。楽器の塗装ではこうならない、させないために下処理がとても重要になってきます。 基本的に目止めは「ウッドシーラ−」というのを使用します。が!ウッドシーラ−という名前では『ALESCO』ブランドで有名なKanpe Hapioさんが家庭用に販売しています。メーカーのHPでは取扱い店も掲載されてますので参考になると思います。 その他、代替品もいろいろなメーカーが販売しているので、僕の知っている限りの目止め材を紹介しておきます。
おすすめなのが、アサヒペンの木部用プライマーです。これはスプレータイプですので作業効率はいいと思います。 これらの製品を探してみてください。 また、ある種の材の下処理で「との粉」が必要な場合があります。代表的なのが、アッシュ、マホガニー、セン、ウォルナットなどの導管の深い材には、ウッドシーラ−を塗布する前に「との粉」で導管を埋める必要があります。
同じ材質でも使う色により仕上がりも変わってきます。
これはお好みで選択してください。
<<注意!!>> との粉を必要とする材の塗装順序は との粉→ウッドシーラ−ですので、順番を間違わないでください^^;
これで目止めは一応終了です。サンディングシーラ−で中塗りをするもよし、そのまま本塗装に進むもよし、お好みでどうぞ^^ |
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