ネック塗装編  tokiwa-kai

[tokiwa-kaiいじり部屋] [自分的塗装論][ 塗装用具紹介][ 塗装マニュアル]
[ 実戦塗装編][ ぎゃらり〜][ BBS][ メール][ リンク][ TOPへもどる]


BEFORE… AFTER(^^/
ネック塗装に挑戦です。今回はネックの指板以外を黒に、そして、ヘッドロゴを残すということを同時に行っています。色の付いた部分はロゴ入れの作業ですので、ネックリフだけを御覧になる時は、色の付いていない部分を参考にしてください。
ロゴ入れは慣れないと失敗するかもしれませんので、こっちのほうは個人で御判断ください。

また、指板の塗装は危険ですので、自分でするよりプロの職人さんに任せたほうが無難だと思います^^:




ロゴ残し作業からです。この「RR」部分を残すのですが、このロゴは塗装の上に書かれていますので、色を剥ぐと必然的にロゴが消えます。これを残すにはいろいろ方法はありますが、今回は「彫る」ことで残すことにしました
このような「ハンディルーター」を使用して彫ることにしました。このルーターは結構便利で、彫ること以外にボディのカッタウェイ部の色剥ぎや下穴を開けたり、そして慣れればナットの溝なども加工できます。ネットで2000円くらいで買いました^^;
サイズに合うサイズのビットを選び彫ります。この時、最初は電源を入れず、なぞるように傷を付け溝を作ります。そして回転させながら少しづつ彫っていきます。溝が浅いと色を剥いだ時になくなり、また深すぎると塗料流しに時間がかかるので、微妙な調整が必要ですね。最初の傷付けは定規や雲型定規を使ったほうがキレイにできます
彫りました。しっかりと木地が見え、それでいて深すぎない(と思う)。そして全体の色剥ぎです。この時注意したいのが、削った粉が指板に入らないようにすることです。マスキングテープなどを使い、指板に目隠しをしましょう。作業中の不慮の事故(フレットに傷とか、ナットが割れたとか)も防げますので必須作業です^^
色を剥ぎ終わったら、今まで付けていたマスキングテープをはがし、画像のようにマスキングし直します。これはペーパーで傷の付いたマスキングテープを使うと中にも色が乗るからです。保険です^^;
指板全体とナットをマスキングしました。指板の部分のマスキングは境目をしっかりしないと、色が塗られなかったり、また微妙にまっすぐにならなかったりしますので、丁寧に作業してください
ネック用のハンドルをつくり吊るした状態で塗装です。たぶんですけど、一般的にネック材に使われる「メイプル」ですと目止め(ウッドシーラー)だけでよいと思います。レスポールなどのネック(マホガニー)やその他導管の深い材は「との粉」や「サンディングシーラー」を使用しないといけません。

ウッドシーラーを吹いたら、ある程度時間を置いて黒を塗ります。気を付けたいのはマスキング失敗の塗り残しと、色垂れ。厚く塗るとマスキングテープの境目に大きな段がでますので、塗り過ぎにもきを付けたいです。
ロゴ部分も無事の残りました。これから塗料を流すわけですが、ネックをラッカーで塗ったので、流す塗料は水性がいいと思います。ラッカーにラッカーの塗料を流すと、溶けて「合体」するかもしれません。
ある程度肉盛りしたら、硬化するまで待って「当てゴム」を使って不要なな部分を水研ぎで落とします。横のテープは黒部分を極力研がないようにするためです。またまた「保険」かけてます^^;
こんななりました。これでロゴ入れは終わりですが、少しの段ならクリアーコートでごまかせますが、段がありすぎるとクリアーをかなり厚く塗らないといけないので、また水性塗料を流すか、クリアーを厚く塗るか判断してください。
微調整できるのはここまです。
そしてクリアーコートの準備です。
また、マスキングテープを貼り替えます。テープを剥がす時はゆっくり慎重に行ってください。
僕の方法では、指板の側面とナットの側面はクリアーを塗るので、このような貼り方になります。張り替えたら、黒塗装部分との境目を320番程度のペーパーで軽くなぞり段を浅くします。(ペーパーのかけすぎに注意)
得に問題がなかったら、最後にクリアーで塗装です^^
そしてまた吊るしてのい作業に戻ります。ゴミとかが付いていないか良くチェックしてください。指板側面付近は軽く塗る程度で大丈夫だと思います。
ネックヘッドもこのようになりました。さすがに完璧コピーはできなかったけど、これくらいなら許します(笑)。もし許すことのできない場合は、黒に塗りつぶすことも出来ます。
クリアーが終わったら水研ぎ/研磨。そして完成です。当初の色はげネックと比べるとだいぶ復活しました^^ネック塗装はいろいろ大変な部分があるけど、慣れればボディより楽な気もします。特に研磨ね(笑)

総評 研磨時の注意は指板に水が染み込まないような状態で水研ぎをしてください。水は下に落ちるので、そのつど持ち方を変えて指板を保護して研磨しましょう。
全体的に磨きが終わったら、最後にマスキングテープを剥がして、その境目をコンパウンド等で磨くといった作業工程が無難かもしれませんね^^



トップページ











プライバシー ポリシー


トップページ





Click Here!


[tokiwa-kaiいじり部屋] [自分的塗装論][ 塗装用具紹介][ 塗装マニュアル]
[ 実戦塗装編][ ぎゃらり〜][ BBS][ メール][ リンク][ TOPへもどる]