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まずは軽い補修から。ピックガードのビス穴がくずれている場所が1ケ所、また使っていないビス跡が数ケ所あったので、木工ボンド&パテを使って穴埋めをした。(画像で分かるかな?)この作業は色を塗る前にしていたほうが楽!!どうせペーパーで整えるわけですからね^^
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色はぎ完了。そして目止めです。この材は導管が非常に深かったので、サンディングでは無理…てことで以前教えてもらった[木工ボンド目止め術]を採用^^g(プロのかたからも聞きましたが、実際木工ボンドでの目止めも木工方法として採用されているようです)方法は簡単。ボンドを塗るだけ。水をつけるとボンドが柔らかくなるので作業がしやすいでした。そして乾いたら180番くらいの水研ぎペーパーで水を使わないで削ります。消しゴムのくずのようにボンドが剥げてくるので、表面が整うまで削りましょう |
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ボンドでの目止めが終了してから、サンディングシーラ−を塗ります。薄く何度も塗って整える。この作業を手抜きしたらいけません!!自分で納得いくまで作業の繰り返しです^^
そして今回シースルーにしたい場所がトップとバックのみだったので、キャンディスプレーを使う前にそれに近い色(今回はグリーン系)で見せたくない場所に目隠しをします。ソリッドカラーが付いてもいいところ意外はマスキングです |
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このようになりました。
全体に厚く塗るのではなく、地がぼける程度でいいと思う。また、これからキャンディでぼかし塗装をするわけですから、塗ってある場所と塗っていない場所の境目をすこしでも軽減しておく必要があります。缶スプレーは霧が荒いのでキレイなバーストにするのは難しいかも!?
しかしがんばってみます^^g
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マスキング部をとったらこんなになります。ここの境目をペーパーなどでけずり、極力色を薄くしていきます。320番、800番、あるいはコンパウンドなどを使えばいいでしょう。また特に1〜4ピースなどのキレイな単板でしたら、[目隠し]はしないで、サンディングが終わったら本塗りをしたほうが美しく仕上がりますよ
[注意!]削りすぎると木がでてしまうのでこの作業は集中力が必要。 |
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画像では判断しにくいと思いますが、境目をぼかしました。これからから本塗りですので、この後は吊るしての作業です。天気が良く、風の弱い日を選びましょう。[雨、曇りなど、湿度の高い日は塗装後白くにごってしまいます(特にラッカー塗料)。また風が強いと塗料が乾く前にゴミが付いたりしますので天候も重要ですね] |
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そしていよいよキャンディスプレーでの塗装です。画像ではレイアウトの都合で横むきですが、実際は吊るしてます^^;
キャンディカラーは透明が強いので色ムラに気を付けなければいけません。塗り過ぎると目が隠れて塗りつぶし状態になりますので、理想の濃さにならなくとも、ムラの少ない時点で終了したほうが良いかもしれません^^ムラの出たあとの補修はかなり難しいです。(今回はバック部分にムラが出てしまいました) |
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シースルーでの着色が納得できたら、今度はクリアーです^^gキャンディスプレーのようなムラの心配はないのでタレだけに気を付けて塗ってください。今回の目は導管が深く、うまく平面が出るか心配だったのでいつもより多くクリアーを吹きましたf^^;
厚く塗って磨きの許容範囲を確保です。 |
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塗装も終わり乾かします。そして乾いたら磨きです。詳しくは磨き編で紹介してますので、詳しくはそちらを御覧ください。塗装磨きが終わったら最後に導電塗料をキャビティ部に塗り、ノイズ対策とリフィニッシュのごまかしをします。(これはしなくてもいいです^^;私もついでにやっているのですが、塗ったほうがリフ後の音に感動できます^^) |